2012年改訂版耐震診断プログラムの修正点と修正手順(V4.0.2)
■修正点(V4.0.2)
「一般診断」
①個別設定部材の出力
個別に設定した部材一覧表が正しく出力されない不具合を修正しました。
②有開口壁に関する不具合および要望
・有開口壁長入力の0.6m以下の入力が出来ない不具合を修正しました。
・有開口壁長入力で3.0m以上はエラーとなり、伏図の3.0mの位置配置されてしまう。3.0m以上の入力を許可し、3.0mを超える入力があった場合には計算上は3.0mで計算し、伏図には入力値で出力するように修正しました。
③壁の低減係数
・壁耐力入力後に平面形状を変更しても壁耐力(押え効果)等に反映されない。壁入力後であれば、再度壁詳細を呼び出し、再計算を行うことで新しい平面形状に対する計算がなされるが、その作業をしなかった場合でも正しい値をとれる様に面積保存時に再計算のする様に修正しました。なお、保存されたデータファイルを呼び出す時にも再計算するように修正しました。
④無開口壁率
・αwが0.25以上でも計算してしまう、という不具合を修正しました。メッセージを出し、保存できないようにしました。
⑤壁耐力
・G401(その他)耐力0の壁を使用すると、その壁№が出力されない。また、最終の№の場合、出力の最後に枠なしで印刷される不具合を修正しました。
⑥斜め壁
・角度が44.5度でも、丸めることにより44度となり、X方向しか対象にならないが、角度を44度~46度範囲を儲け、その間の値であれば45度として起算するように修正しました。
・これまでの斜め壁の低減係数は、X成分Y成分に分割した後、その成分が下屋かどうかを判断していたが、実際の「斜め壁」の要素が下屋かどうかの判断に修正しました。
⑥ベランダ・バルコニー
・床面積の入力において、ベランダ/バルコニーとして登録したデータを出力データの§5.耐力要素の配置等による低減係数(eKfl)1階 床面積・面積係数の算定において、ベランダ/バルコニーの場合はA1*Y1の欄右横に「●」を表示し、識別できるように修正しました。
⑦バージョン
今回の修正をFixし、Version4.0.2とする
起動時の画面及び印刷結果の表紙に「V4.0.2(2013.6)」を表示しました。
「精密診断」
①個別設定部材の出力
個別に設定した部材一覧表が正しく出力されない不具合を修正しました。
②有開口壁に関する不具合および要望
・有開口壁長入力の0.6m以下の入力が出来ない不具合を修正しました。
・有開口壁長入力で3.0m以上はエラーとなり、伏図の3.0mの位置配置されてしまう。3.0m以上の入力を許可し、3.0mを超える入力があった場合には計算上は3.0mで計算し、伏図には入力値で出力するように修正しました。
③壁の低減係数
・壁耐力入力後に平面形状を変更しても壁耐力(押え効果)等に反映されない。壁入力後であれば、再度壁詳細を呼び出し、再計算を行うことで新しい平面形状に対する計算がなされるが、その作業をしなかった場合でも正しい値をとれる様に面積保存時に再計算のする様に修正しました。なお、保存されたデータファイルを呼び出す時にも再計算するように修正しました。
④筋交の高さ低減係数
・筋違の高さ低減係数が、1.00超の場合は1.00とするように修正しました。
⑤斜め壁
・角度が44.5度でも、丸めることにより44度となり、X方向しか対象にならないが、角度を44度~46度範囲を儲け、その間の値であれば45度として起算するように修正しました。
・これまでの斜め壁の低減係数は、X成分Y成分に分割した後、その成分が下屋かどうかを判断していたが、実際の「斜め壁」の要素が下屋かどうかの判断に修正しました。
⑥ベランダ・バルコニー
・床面積の入力において、ベランダ/バルコニーとして登録したデータを出力データの§5.耐力要素の配置等による低減係数(eKfl)1階 床面積・面積係数の算定において、ベランダ/バルコニーの場合はA1*Y1の欄右横に「●」を表示し、識別できるように修正しました。
⑦壁部材一覧出力
・Page-13から出力される壁部材コード表および柱コード表のページ番号が、すべて「13」で出力されている不具合を修正しました。
⑧バージョン
今回の修正をFixし、Version4.0.2とする
起動時の画面及び印刷結果の表紙に「V4.0.2(2013.6)」を表示しました。
■修正手順(V4.0.2)
「一般診断」
1.静岡県建築士会ホームページの「静岡県建築士会情報(左サイドメニュー)」の下にあります「地震対策関連機構」をクリックしてください。
2.ページが変わりますと「一般診断法」アップデートプログラムV.4.0.2(2013.6)がありますのでクリックしてください。
3.「このファイルを実行または保存しますか?」が表示されますので、「実行」を押すと「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?」が表示されますので、「実行する」を押すと「展開先フォルダ」の画面が出てきます。
4.「参照」ボタンを押して、展開先(保存先)をC¥EPDWA_2012にして「OK」ボタンを押してください。展開先のフォルダが「C¥EPDWA_2012」になっていることを確認して「展開」ボタンを押してください。
5.すると「新しいファイルを上書きしますか?」の画面が出てくるので、「すべてはい」を押してください。
(1)EPDWA.exe
(2)OutImage_GEN.xlt
上記の(1)、(2)のファイルが自動的に上書きされますので、これで完了です。
「精密診断」
1.静岡県建築士会ホームページの「静岡県建築士会情報(左サイドメニュー)」の下にあります「地震対策関連機構」をクリックしてください。
2.ページが変わりますと「精密診断法」アップデートプログラムV.4.0.2(2013.6)がありますのでクリックしてください。
3.「このファイルを実行または保存しますか?」が表示されますので、「実行」を押すと「発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?」が表示されますので、「実行」を押すと「展開先フォルダ」の画面が出てきます。
4.「参照」ボタンを押して、展開先(保存先)をC¥EPDWAP_2012にして「OK」ボタンを押してください。展開先のフォルダが「C¥EPDWAP_2012」になっていることを確認して「展開」ボタンを押してください。
5.すると「新しいファイルを上書きしますか?」の画面が出てくるので、「すべてはい」を押してください。
(1)EPDWAP.exe
(2)OutImage_DET.xlt
上記の(1)、(2)のファイルが自動的に上書きされますので、これで完了です
■ダウンロードが100%完了していないまま終了してしまうことが稀にございます。この状況でアップデートプログラムを実行するとエラーとなります。この場合は、再度ダウンロードから試みてください。
■ダウンロード完了後、下記の内容をチェックしてください。 一般「C/EPDWA_2012」のEPDWA.exeの日付が2013/06/27であることを確認してください。 精密「C/EPDWAP_2012」のEPDWAP.exeの日付が2013/07/05であることを確認してください。 もし、「C/EPDWA_2012」のEPDWA.exeの日付が2013/06/27になっていない場合や、「C/EPDWAP_2012」のEPDWAP.exeの日付が2013/07/05になっていない場合は、もう一度最初からやり直して、日付の確認をしてください。